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COLUMN
第258回 何かを掴むということ
2011.09.15 Thu
トップアスリートにとって幾度となく壁が立ちはだかる。
その壁を乗り超え、打ち破らなくてはならないのだが、例えばストロングスに来ているアスリートの場合、栗山巧選手は一軍定着、レギュラー定着の壁を超えて、今は首位打者という高い壁を超えようとしている。
佐伯三貴プロはプロ入り直後に優勝し、ツアー定着や優勝という壁はなく、逆に2勝目という壁がなかなか超えれず、昨年ようやく勝利し、また、短い間隔で3勝目もあげ、賞金女王やそれに近い位置が高い目標となってきている。
上本達之選手は、一軍定着という壁がもの凄く厚く、ようやく昨季よりその厚い壁を打ち破り一軍定着は果たした。今の壁は自分の存在感をどうチームに出していくということだと思う。
森田あゆみ選手も世界ランク70番台からTOP50に入る、またメジャー大会で勝利を上げるという壁を超え、今はTOP30入りを目指し、その壁を超えるといよいよ世界のトップ選手となる。
西原忠佑選手は昨季よりラグビートップリーグでプレーし試合にも数多く出場し、またW杯こそ選考されなかったが日本代表としてのキャリアも積み始めた。彼もトップリーグのレベルで試合に出るという壁を乗り超え、今後はプレーの質を上げチームで活躍はもちろんだが、その後は世界のレベルが立ちはだかるであろう壁だと思う。
諸藤将次プロはここ数回紹介しているようにフジサンケイクラッシックで優勝し、その後のトーシンゴルフトーナメントでも7位と見事トップ10入りを果たした。彼も長い間ツアー定着と言う壁が超えれず、また上位入賞も出来ず、苦しみもがき努力してきた。
ようやく壁を超えた。
タイトルの「何かを掴むということ」はアスリートには壁を超えるとき、その瞬間に必ず何かを掴むのである・・・
掴んだものを離さず、いや自分の一部として同化させて、また次の壁を超えていくのである。
よく、○○選手なんか掴んだよね・・・というのは地道な努力を続けた選手のみに贈られる特殊なもの/瞬間であると思いたい。
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