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COLUMN
第325回 開幕とオフ
2013.03.27 Wed
プロ野球は今週末開幕する。そして真逆にラグビーはオフ・・・
パナソニック所属西原忠佑選手は日本選手権準決勝敗退後オフに入り、約2週間の完全休養後にトレーニングをスタートさせた。
膝は私の信頼する日大の斎藤先生にも診て貰いながら、大事に大事に慎重に筋力やバランスを強化し、全体的には膝に負担のかからない範囲でのウェートアップに取り組んでいる!!
近代ラグビーはフィットネス・・フィットネスと言われていて所謂、80分間動き続けられる心肺機能が非常に重要視されている。
おそらく世界中のラグビーのチームが、フィットネスの向上の為にいろんな取り組みやトレーニングをしていると思う。
前の日本代表ではATSという低酸素トレーニングを取り入れていたのを目にしたが、監督が変わり今は全く使っていないという・・・
我々コンディショニングの立場から言うと非常に厄介で難しい課題である。簡単に言うと長距離・長時間系をやれば全体的に持久力は向上する。また、短距離や中短距離をインターバルで行うと瞬発系の持続力は向上する。
FW(フォワード)で100キロ
BK(バックス)でも80キロ
はある選手を長距離走らせるとそれなりの負荷は膝、腰に掛かるし、短距離でも同様で距離が短い分、一歩一歩には相当な負荷が掛かる。ましてストップ&ゴーや切り換えし、さらにコンタクトまである。怪我のリスクと背中合わせなのである。
グラウンドでの先述した長距離やインターバル、ラグビー用語で言うコンタクトフィットネスなどと、いかにして下半身に負荷が少ないプールやエリプティカル・マシンを使ったトレーニング、あるいは我々が取り組んでいる企業秘密トレーニングとかを、うまくいろんな配分で取り組んでいけるかが選手が長くプレー出来るポイントだと考える。
一時的に数値は上がっても選手寿命を短くするのだけは避けたいものである・・・・。
西原選手 トレーニング その1
西原選手 トレーニング その2
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