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COLUMN
第334回 スピード&パワー
2013.06.18 Tue
アスリートなら誰しもスピードとパワーが欲しいと思うことだろう!
いまだに指導者の中には筋トレ→筋量増→スピード、パワー UPと短絡的に考える人が少なくない。確かに筋力トレーニングをあまり導入してこなかったアスリートが導入すると初期の段階でいい方へ変化が見られることは多いが、長期的にスピードとパワーの獲得となると話は違ってくる。
しかし、本当の意味での獲得はベースである筋肉の強化に併せて、運動のその競技の有効なメカニクスと獲得にある。
その方法は反復練習、その選手のインスピレーション、いい指導者との出会いやいい指導を受ける、いい練習方法の発見、いろんな努力や運などによるものである。
野球のピッチャーに例えるといくら筋肉を付けても球は速くはならないし、多少のスピードが増したとしてもそのスピードの持久力、コントロールや変化球の精度、配球、そして打者から見えにくくするフォームなど様々な要素が入り混じる。
アスリートは誰だってスピードやパワーが欲しい・・・その方法を日々探究し苦労しているのに、ただ筋肉デカくすればいいみたいな指導者・・・
そこをわかっていない指導者が多いのは現場に出ていて非常に気になる点である!!!
もちろん、たまにいる筋力トレーニング否定派も困りますが・・・。
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