メディア関係の皆様へ
本物のスロートレーニングを日々探求し、普及に努めております。
取材・公演・セミナー等のご依頼、Sports+Fieldへの海外キャンプ・海外研修のお問い合わせ
- 株式会社ストロングス
- 〒107-0062 東京都港区南青山7-13-5
TEL 03-5469-3091 FAX 03-5469-3092
E-mail info@strong-s.com
すべて
年号で絞り込む
COLUMN
第16回 『大川達也のまとめてドッカン!!!』〜7月の続きと8月編〜
2002.10.07 Mon
7月某日のつづき・・・
④タンパ
再び、タンパにやって来た。シンシナチの後、1度N.Yに戻ってすぐタンパへ移動。相変わらずだが、僕のスケジュールは移動でいっぱいだ。今回は、選手のサポートではなく、“タンパでトレーニング施設を作ろう”と僕は考えているので、そのLocation調査とそこのGYMを仕切ってくれるヘッドストレングス候補の人に会いに来た。ここでは、マーク・アサノビッチさんのタンパベイ・バッカニアーズ時代のアシスタントコーチをしていたレス・エバードさんとアーロンR.Komarekと会う予定だった。タンパのGYMでレス・エバードさんと一通り話をした後、「TATS、今日、もちろんやってくだろ?!」と言われ、思わす「YES!!!」と強く返事をしてしまったら、思いっきりしごかれ、辛い反面「こいつもマークのトレーニングを受け継いでいるな。」と思い、とても嬉しかった。やはり、スロートレーニングでマーク一派は、相当、トレーニングが厳しい。僕も彼らと多分、一緒だと思う。
アーロンとも次の日に会った。彼もマークのアシスタントをしていて、その後、NHLのセントルイス・ブルースでヘッドストレングスをやり、今はタンパで活躍している。レス・エバートさんは、見かけもアメフトっぽく身体がごついのだが、アーロンは意外とスマートな感じでそんなにごっつく見えない。でも、一緒に行った僕のN.Yの会社の木下さんと長谷川くんをトレーニングしてもらったところ、超厳しかったので「あ〜〜〜、こいつもマーク一派だ!」と思って一安心。見かけは、ソフトでも内容はハードで僕は嬉しかった。その後、アーロンと夕食を取り、今後のビジネスのビジョンなどを語り合ったが、彼がとても今回のプロジェクトに参加してくれそうな感じがする。
8月某日 ①モントリオール
モントリオールにやって来た。先日までタンパにいたのに、今度はカナダのモントリオールにいる。いつもながら、本当に僕の移動は激しい。これからは、モントリオール→N.Yと続く野茂さんの遠征にずっと付いて行き、夏場の最後に向けてびっちりトレーニングする予定だ。それから、片野選手も試合に来ているので、彼女の方もサポートする予定。次の野茂さんの登板は、N.Yの初戦ということなので、今回モントリオールでは登板がなく、結構、モントリオールではトレーニングに集中することが出来た。
片野選手にトラブル発生。なんと飛行機から荷物が出てこず、商売道具であるゴルフクラブが紛失。仕方なく、臨時のクラブでプレイするが、あまり良いスコアが出ず、土壇場の予選初日でクラブが見つかるが、今度は、またそれもしっくりこなく、この週は本調子にならず、スコアが悪かった。う〜〜〜〜ん、残念・・・。
野茂さんの登板がモントリオールではなかったのだが、チケットを用意してもらい、片野選手と妹の由布ちゃんと通訳の人と4人でドジャーズVSエキスポス戦を観戦した。妹の由布ちゃんは、ストロングスの中村くんが教えている。彼女も高校でゴルフをやっていて、今年は関東選手権で2位に入ったりと良かったのだが、夏場のインターハイ予選で負けてしまい、姉が本場の厳しさを体験させるために、アメリカとカナダに呼んでいた。夕食の時などは、片野選手と僕で由布ちゃんを説教してビビらせていた。
話はそれたが、ゲームは最後にホームでのクロスプレーでゲームセットという劇的な結末で、4人とも興奮し、満足してエキスポスのしょぼいドームをあとにした。これで片野選手とはお別れし、僕は次の日、N.Yに戻った。
②モントリオールからN.Yへ移動
ここでは、メッツVSドジャースの3連戦が行われる。野茂さんがN.Yの初戦で投げた。僕は、モントリオールからN.Yに帰って来て、その後、荷物を置いてすぐに球場へ向かった。本当にハードだ。この日は、野茂さんは1点しか取られなかったのだが、見方が点を取ってくれず、勝ち星はつかなかった。でも、とてもいい仕事をしていたので満足し、ゲーム後、野茂さんと飲みに行き、楽しかった。そして、次の日と次の日、トレーニングして野茂さんはデーゲームの後、L.Aへ帰って行った。久々のN.Yを満喫した。
③USオープンについて
毎年この時期、USオープンのテニスに仕事で来ていたのだが、今年は行っていない。毎年毎年、日本人の選手がどんどん少なくなり、本当に大丈夫なんだろうかと思う。今回も男女共に本戦、予選での成績、参加選手共に最低なのではないかと思う。この低迷を仕方ないと思ってしまうのか、何とかしようと思うのかは、僕にはよく分からないが、とにかく日本のテニスの将来が不安である。僕の親友でもあり、クライアントの長塚京子さんが教えている高雄恵利加ちゃんが、今年の夏、全日本ジュニアと全日本中学生の2冠を達成したので、その選手に期待しよっかな!!!
本物のスロートレーニングを日々探求し、普及に努めております。