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COLUMN
第620回 飲食店は死んでしまうのか?
2021.05.31 Mon
コロナ禍、連日ニュースやワイドショーではコロナ禍緊急事態宣言下の対策が飲食店にかなりの負担になり、飲食店が厳しい状況で廃業、倒産も相次いでいると報道されている。
わたしもご存知の方も多いと思うが、飲食店を経営している。
この問題の当事者としての答えは簡単である。
1か月にかかる総経費の3か月分の余力(借入でも)あれば、ギリでしのげます。
ただし、借入も出来ず、留保が無ければ確実にアウトである。
報道されている通り協力金の給付が3か月以上遅れているので、わたしの店もようやく2月分の協力金が入ったばかりである。
もう6月に入ろうとする今、時短営業アルコール無しで稼いだ僅かな売上で協力金の支払いがないまま、3、4、5月の人件費家賃を含む諸経費を払えるわけもなく、なんとか借入でしのいでいる。
今後コロナが終息し、お客が今まで通り戻ってくるか?どうか?は次の最大の課題だが、それ以前に力尽きてしまうお店も増えることは間違いない。
だからといって、夜遅くまでお店をオープンして堂々とアルコールを出せばいいのか?それも違う気がする。
そもそも一事業者に一律1日6万円の協力金の時はもう少しスピード感があった。
世間やいろんな声で一律6万は不公平とか?店舗ごとにすべきというのが多く、変更になったのだが、これで申し込みが6万件から9万件に増え処理が出来ないのが、遅れている理由なのだという。
加えて前年か前々年度の売上に応じた1日の協力金の額が異なってくるので、それが間違っていないか?虚偽の申告なのか?を確認する作業も増えるのである。
一律6万は不公平でもあるが、スピードはあったのである。
救うことがプライオリティなのか?遅れても公平さなのか?潰れてしまえば、もともこうもない。
もし救うのが、プライオリティなら、スピード第一でまずはお店を救い、もらい過ぎてもこれは収入になり税務申告で納めることになるし、仮に全く足りていなかったら、コロナが終息したら、必要な書類等を提出して補填するシステムを構築するなりした方が絶対いい!というのが、飲食店経営者のひとりとしての意見である。
スピードがないと店が潰れて、後で協力金もらっても時すでに遅しである。
苦戦中 ブタヤの料理です。
ノンアルコールワインもあります!
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