メディア関係の皆様へ
本物のスロートレーニングを日々探求し、普及に努めております。
取材・公演・セミナー等のご依頼、Sports+Fieldへの海外キャンプ・海外研修のお問い合わせ


- 株式会社ストロングス
- 〒107-0062 東京都港区南青山7-13-5
TEL 03-5469-3091 FAX 03-5469-3092
E-mail info@strong-s.com
すべて
年号で絞り込む
COLUMN
第41回 2004年NFLサマーキャンプレポート!
2004.10.06 Wed
まず最初に、タンパから近いこともあって、オーランドのディズニースポーツコンプレックスで行なわれているタンパベイ・バッカニアーズを見てきました。2 年前のスーパーチャンピオンで、去年、調子が悪く出られなかったグルーデンHC率いるバッカニアーズが、今年どんな復活を見せてくれるのか興味もあった し、ウォーレン・サップ、ジョン・リンチ、キーション・ジョンソンといった看板選手がいなくなったので、その穴をどう上手く補充したのかな?ということも 気になるところでした。
バッカニアーズでは、マークさんがいなくなったので立派なパスがもちろんもらえず(泣)、残念ながら一般の観客席で観戦しました。そこで一番印象に残った のは、フットボールのこの時期の練習で、特にタイムスケジュールがしっかり管理されていて、この練習枠は何分とすべて分刻みで、それが終わればまた次の練 習が何分という徹底ぶりで、グルーデンHCの管理の厳しいところが表れているんだな・・・と感じました。
日本と違って、例えば練習している最中に、「これはもう少しやったほうがいい」とか「ものたりない」からと言って、あと何プレイか追加するといったような ことはアメリカでは全くしないのが特徴です。いくらいいところで、もうちょっとやればうまくなるんだろうなぁ・・・という気持ちがあっても、サイレンが鳴 れば次の練習に移るといったあくまでも、スケジュールに沿った行動をします。
そしてタッチダウン・プロでも触れましたが、下半身の負荷がかかるスクリメージなどのフットボールの練習との兼ね合いを見て、負担が大きくかかる日は上半 身だけのトレーニングだったり、またある時は下半身のみであったり、オフの次の日には全身を行なったりと、あくまでもチームのトレーニングキャンプのカレ ンダーに合わせたシステムをとっていました。
また、今回はこういういったトレーニング方法に加えて、マルタイジョイントのネガティブオンリーも新しくできていました。そして何と驚くべきことに、今回 のジャガーズのキャンプメニューに僕が考えたプロトコル≪チックタック トウ≫が載っているということです!!!これは、日本人としてはNFL史上初の快 挙と言えるでしょう。本当に嬉しくて誇りに思っております。
そして、夕方に練習が終わり、この日は涼しくなった19時頃から観客を1000人以上入れての公開練習となりました。
その後は、テッドさんとMLBシンシナティ・レッズを訪れ、ヘッドストレングス&コンディショニングコーチのカルロ・アルバレス氏といろいろ情報交換をしてきました。
本物のスロートレーニングを日々探求し、普及に努めております。