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COLUMN
第88回 NFL ポール・スパイサー選手 再来日
2007.03.30 Fri
最近のストロングスでのでっかい出来事を今回はお話します!
NFLの現役選手のオフシーズンコンディショニングをサポートすることになったのも、2月に行われたスロートレーニングセミナーの時にポール・スパイサー 選手(以下ポール)自身から、オフのスプリングトレーニングをぜひ日本でやりたいと申し出があったからで、正直驚きと緊張だがそう言っている時間もなく、 ポール選手は3月13日〜3月26日の日程で再来日した。
ジャクソンヴィル・ジャグアーズのサマーキャンプを毎年訪れる際NFLの選手たちのトレーニングを、マークさんの補助という形で何回もやらせて頂いてはい るが、自分がメインのパーソナル・トレーナーやストレングスコーチという立場でのトレーニングの仕切りは始めてなので(いやきっと日本人では初めてだろ う!)否が応でも緊張感が自分の中で走っていた。とは言えあまり緊張しないで、自然体で感じたままというのが自分のスタイルなので、事前にマークさんとの やり取りでコンディショニング(走り系)のメニューの距離、インターバル、本数の確認や、ストレングス・トレーニングの大まかな内容はほぼTats(私は そう呼ばれている)に任せるみたいな感じになったので、それらを把握して、ポール選手の指導に臨んだ!
まず、今回のトレーニングを通じて一番感じたことは、一流どころの集中力、意識の高さであり、全ての一流アスリートに共通するなにかを改めて再確認した。
ポール選手もどちらかというとストイックなイメージはなく普段はバカ話ばっかりしていて、笑ったり、ふざけたりが大好きで、いつもストロングスのスタッフ をからかっている。しかし、野茂選手もそうだが、いざトレーニングに入ると抜群の集中力を見せ、自分をとことん追い込んで、全てのセット、全てのセッショ ンに自分のベストパフォーマンスを出すように努力する。その姿勢こそが、一流のアスリートの全ての共通点であった。
今回のトレーニングでなにが大変だったかというと、予想はしていたのだが、マニュアルレジスタンスの負荷の半端じゃないことだった。首や足首はマニュアル をメインで、アダクション、アブダクション、バイセプス、トライセプスなどはマシンを使わない日はマニュアルで負荷を掛けたが、マジでその負荷に耐えるパ ワーがエグく、1種目1種目が掛けるほうと掛けられるほうの真剣勝負だったので、終わった後はぐったり来たが、本当にトレーナーとしては、楽しく、充実し た2週間であった。
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