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COLUMN
第86回 意外にも・・・国内キャンプ初見学!
2007.02.22 Thu
そして、私はメジャーキャンプでは数多くの球団を訪れているが、実は日本のプロ野球のキャンプを訪れることは初めてだということに気付いた。
10日は、休日だった栗山・上本両選手と、現地に着いてすぐ食事に行き、宮崎牛に舌鼓を打ち、タンパ同様貪欲に栄養補給した。食事後選手を南郷プリンスホ テルに送り届け、事前に必死こいて探した温泉に、荒川(マイナーリーグを引退し、今はわたしのアシスタントをしている)と行き、がっつり「乾かし(サウ ナ)」と当地の温泉で体をほぐし、次の日に備えた。
日本の球団のキャンプでは、まず驚いたことに、相変わらずウォーミングアップにはきっちり1時間が割り当てられて、キャッチボールを始めるまで1時間以上 の時間を要した。野茂さんから近鉄時代の話で「日本のアップは長いで〜、1時間かかるからなぁ・・・」とは以前聞いていたが、メジャーリーグの情報も入 り、外国人監督も4人いる現在でさえ、10年以上も前と同じウォーミングアップを行なうことには、正直びっくりした!!!
コンディショニングの専門家の立場から言うと、最初のウォームアップの1時間の中にランニングも含まれるので、選手各々のポジションや年齢や疲労具合を考 慮せず、皆同じランニングをすることは、果たしてそれが、怪我の防止や、はたまたパフォーマンスにつながるか?と言ったら、相当疑問に残る。
見学した当日は年齢で分けていたのか、若手組はアップで60mを20本も走っていた・・・。
いろいろなことを改めて感じた国内キャンプ初見学であったが、栗山・上本両選手が良い調子で守備もバッティングも頑張ってこなしていたので、一安心し、短髪の私は無い後ろ髪をひかれる思いで、南郷を後にした。
ありがとうございます。
では、セミナーの模様も、後日またこのコーナーで詳しくレポートします。
※・・・この原稿は2月13日に書かれたものです。
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