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COLUMN
第296回 コンディショニング続
2012.06.19 Tue
どーも、試行錯誤中の大川ですというかまだ、思考中だけかな・・・。前回コンディショニングの重要性について書いたが、今回も続きを書きたいと思う。
日本のプロ野球(以下NPB)の拘束期間の長さ=自分のオフトレーニングが短くなるということは前回述べたが、今回は人工芝について触れてみたい。
メジャーと日本の野球の一番の違いは実はこの天然芝と人工芝なのである。実際メジャーで人工芝の球場はタンパ、トロント、ミネソタと僅かで、比べNPBの天然芝は広島ホーム球場MAZDA Zoom-Zoomスタジアムしかなく、他はほっともっとフィールド神戸はあるが公式戦は16試合開催のみである。
技術の観点での違いは置いておき、コンディショニングの観点からだけでの意見にさせて頂くが、この人工芝天国という現実が天国ではなく地獄なのである。身体に掛かる負担はまさに地獄と言って良いだろう・・まず第一に人工芝の固さで突き上げによる足腰への負担でランニングでのコンディショニングが作れなくなること、第二に1シーズンを人工芝でプレーすることによる蓄積疲労がある。
天然芝
人工芝
よく試合前に外野フェンス際や外野を走っている光景を見るが、やはり天然芝でないと薬どころか毒になってしまうことになり兼ねない。野茂さんはタンパで人工芝球場を本拠としていた時遠征のスケジュールを見ながら自身の登板との兼ね合いを考慮し、ここの球場でしっかり走っておこうとかをスケジューリングしていた。
余談だが、メジャーではビジターチームもホーム側ウエイトルームを自由に使えるので野茂さんはここのウエイトルーム綺麗だし器具揃っているからここでしっかりトレーニングしよう!とかも考えて遠征に出ていた。
さて、本題に入りますが・・とは言えわたしがここで述べても人工芝球場が天然芝球場に変わるなんてことは100%無いに等しい! のでどうやったらこの現実に対抗する策を今、思考中なのである。
久々に難題にぶつかっていますが、まずは思考を試行へ持って行けるだけのアイディアを練っている。もちろん仮にとてもいい方法が見つかってもこういう形で公にするのは、選手が実践し良い結果を残したあとだから、相当あとだとは思いますが・・・。
では。
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