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本物のスロートレーニングを日々探求し、普及に努めております。
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COLUMN
第62回 スロートレーニング IN 札幌 〜最高の指導者と最低の施設〜
2006.03.08 Wed
本当に、最高の面子で北海道に来れて良かった、と改めて実感し、北海道の皆さんにも本物のスロートレーニングを伝えることが出来て、幸せであった。余談だが、ストロングスの別チームは九州・福岡に飛んでいる・・・・。
マークさんという、世界で最高峰のスポーツのひとつNFLで活躍するコーチが札幌に来たということは、きっとこれから北海道に貴重な何かを残し、数年後には必ずスロートレーニングが広まっていくきっかけになったと思っている。
セミナー終了後、僕と吉田とマークさん、アーネスト選手とトレーニングをしに、午前中使っていたトレーニングルームに利用料500円きちんと払い入場し た。トレーニングは、アーネスト選手が前日僕らコーチ陣にしごかれていたこともあり、彼がコーチ役で僕らをしごくという設定で行われ、周りには僕らのス ロートレーニングの講習を受けた生徒さんたちも数人いて、興味深々で見つめていた。
まず、最初に疑問に思ったのが、そこの監視係みたいなインストラクター風(あえて風をつけさせて頂く)のやつが、ぼくら全員にマニュアルどおりの健康問診 表を書かせようとやたら言ってきた。一応、我々の身分はわかっているはずだし、海外の人たちや我々はもうしばらくは利用することはないはずなのに、どうい う目的でそれを書かせることに固執したのかわからない!!結局、仕方なく書いたのだが、マークさんやアーネストさんのアメリカ合衆国の住所書いて果たして どうなるんだろう?という全く意味の分からない問診表であった。
そして、事件は起こった・・・。
もう1人の女のインストラクター風(名前は覚えられなかったが、特徴は僕の主観では顔面のお肌の調子があまりいいように見えなかった)
が「責任者の方だれですか?」と大声で我々を呼んだ。「僕ですけど?」と答えたら、「トレーニング中の声がうるさいので声を出さずにトレーニングしてくだ さい!」と偉そうに注意するのである。いや〜〜〜、人生生きてるけど、びっくらこきました!!一応、お前らジャージ着てそこに立ってるんなら、この人たち (まぁぼくらもですが)が、どういう筋の人達かくらいわかるだろうって!?「どういう意味ですか?」って聞いてやったら、「他のお客さんがびっくりされま すので・・・・」ってぬかしやがって、周りを見渡すと誰もいないじゃありませんか!!!あまりにも滅茶苦茶なことを言い出したので、流石に温厚なわたくし も「何を基準に声を出すなとか?決まっているんだ?」って聞いてしまった。すると「常識の範囲で・・・」って僕の主観ではあまり世間ではもてないだろう なっていう感じの、先ほど紹介した肌の調子の良くない感じの女インストラクター風が、もっともてないだろうという感じの怖い顔で、苦し紛れに答えた。
トレーニング中に声を出さないでやるなんて、きっと世界でここだけのルールであろう!アメリカで、もし、そういうことを同じ言い回しで言ったとしたら、 きっと顧客側が「トレーニング中に声を出したら、言われなき注意を受けた」ということで、きっと精神的苦痛で訴えられて、施設側か個人は裁判で負けるので ないかと思う。施設のどこにも声を出してトレーニングしてはいけません、なんて書いていないんだから・・・。
例えると、ゴルフのトップ・プロのタイガー・ウッズやアニカ・ソレンスタムが、試合かイベントで日本に来て、どこかのゴルフ練習場で練習していた時に、タ イガーに地元のレッスンプロが、「ここの練習場では、思いっきり振らないでください!」って、本気で注意するようなものであろう!!
結局、その超ウルトラスーパー馬鹿インストラクター風のおかげで、気分も悪くなり、切のいいところでトレーニングを終了した。
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