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COLUMN
第191回 書き込み
2010.07.28 Wed
先日、韓国の人気俳優パク ヨンハさんが亡くなり、韓国芸能界の自殺の多さが幾度と無く
報道されているが、中でも気になったのが、ネット上での心無い書き込みや誹謗中傷などで
精神的ダメージを受け、自殺のような悲劇へと向かう原因の一つになっている、ということであった。
秋葉原の無差別殺傷事件の加藤被告もネット上での掲示板の嫌がらせの書き込みなどが、原因の一つになったとか公判で供述したらしいが、顔も見せず、誰であるかも明かさずに好き勝手を言う臆病者、卑怯者が放つ言葉が、いつからそんなに影響を持つ世の中になったのだろう?
うちでトレーニングしている佐伯三貴選手のブログでも、時々ひどいと感じることを書いている輩を見かける。
応援、ファンという名を身にまとって放つ「暴力」とも感じとれる。
個人論では、匿名性を利用して他人に意見すること自体肯定もしないし、認めない。
自分自身も正体を明かさずに意見したりしないし、基本的に誰だかわからないような人間に
何を言われても気にする必要もないと思うのだが・・・。
心理学の専門家に言わせると、自分がどう思われているか?
などは一度気になると止まらなくなってしまうものらしい。
視点を変えてみるが、私の調べたところ、 超一流の歌手、スポーツ選手、その他の自分に自信を持っている、世間から本物と認められている芸術家や料理人、美容師などの職人は、ブログに書き込みやコメントが受け付けられるようにしている例は少ない。
野茂さん、松山千春さんもやっていないし、桑田圭佑さんや矢沢永吉さんや イチロー選手なども公式サイトではファンの書き込みなどはやっていないようであった・・・。
つまり、芯がしっかりしていて軸がブレていない、自分に自信もあり責任の持てる人間は
ブログなどで他人の意見を求めたりまたそれに左右される必要など全くない。
勿論、ブログで私生活を公開したり、それに対しコメントを募り多様な意見を交換しあうのも、一つの形としてはありだと思うが、私は前者の方を生き方として選ぶ。
また、そういう人間になりたいし、そうありたい。
そして、正体を隠し意見を振り回すような無責任なやつらが影響力をもつような世の中に
毅然と立ち向かえるように、ささやかではあるが、
私なりにスポーツやトレーニングを通し、「正義」や「努力」、「真実」といったものを伝えていきたいと思う。
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